書画表装の例 1

書の表装依頼 【阿久比町T氏】  2007年1月


記念の書の表装依頼
少し古いものであったが画仙紙に墨で書かれたものであり、自宅の和室
の鴨居に掛けたいとの事、額装を薦める。
額は角丸のチーク色の木製額を使用した(写真には載っていません。)

裏打ち仕上げ
裏及び美濃紙での裏打ち
額表装の完成

例2 書の修復依頼 【半田市F氏】  2004年

絹本額装表具作品修復

この作品は持ち主の依頼で外額は旧額をそのまま使用し、中子の下地破損及び
絹本作品破れ等を素人による修理でかなり痛んでいました。よって、中子の木枠
を使用し、新たに下地作り及び表面の布張替え又、絹本作品の破れ補修を行い
新しい表具で額に収めました。しかし、上部○囲いの部分は色が抜けており、古
色付け技法により、出来るだけ旧作品のイメージを壊さないように修復いたしまし
た。

東郷平八郎の書と伝わっている作品
円で囲んである部分にシミが出ていた
円で囲んである部分にシミが出ていた